- 著 書
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- ◆1.『組織コミットメント再考:中日米における実証研究を手がかり』、文眞堂、2017年
★ 紹介ページ http://www.bunshin-do.co.jp/catalogue/book4941.html
- ◆2.『経営理念の浸透:アイデンティティ・プロセスからの実証分析』 共著、有斐閣、2012年
★ 紹介ページ http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641163959
- ◆3.経営理念から日本企業のリーダーシップ構築・継承モデルの探索
―「M社とO社のケーススタディより」佟君編、『華南日本研究』pp.431-437、2009年、中国語
近年、多くの日本大企業が経営理念を重視するようになった。本研究では、経営理念の視点から
リーダーシップの形成モデルを探索し、特に日本のM社とO社両者の経営理念の策定の契機、方法、
意義とそれぞれのリーダーシップ形成モデルについて研究を行った。M社は不祥事の反省から広く社
会一般のために奉仕することを強調するリーダーシップモデルを構築したのに対して、O社はこれか
らのグローバル発展の視点から、全世界のO社グループ会社の従業員の団結力を高めるためのリーダー
シップモデルの構築を試みた。両者は背景、規模と事業分野において異なるが、それぞれの独自の
特徴に合わせたリーダーシップモデルを構築したことで、他の日系企業だけではなく、中国の大手
企業にも大きなインプリケーションを与えることとなった。
- ◆4.マネジメント・フィロソフィ:研究領域・内容・今後の方向」
『経営哲学を展開する―株主市場主義を超えて』京都大学京セラ経営哲学寄附講座編文真堂、
pp.88-119.2009年M社とO社のケーススタディより」
本研究では、これまでのマネジメント・フィロソフィ関連の研究を体系的に整理し、今後の研究
方向の展望を議論した。50年代からの代表的な論文をレビューした上で、従来の経営理念の研究領
域の広さ、時代の変化に伴う研究者の関心の変化、研究アプローチの多様化などの特徴を体系的に
分析し、今後の研究方向として意味解釈におけるマネジメント・フィロソフィ研究、異文化コンテ
クストにおけるマネジメント・フィロソフィ研究と実証可能な方向でのマネジメント・フィロソフィ
関連の研究について議論を行った。
- ◆5.再録:Wang,Y.(2009)“Emotional bonds with supervisor and co-workers:
Relationship to organizational commitment in China's foreign-invested companies”
in Human Resource Management'With Chinese Characteristics':Facing the Challenges of
Globalization (ed. M. Warner), pp.146-161, Routledge, London
- ◆6.再録:Wang,Y.(2005)“Observations on the organizational commitment of Chinese
employees:comparative studies of state-owned enterprises and foreign-invested
enterprises,”in Human Resource Management in China Revisited (ed. M. Warner)
pp.33-53, Routledge,London
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